残暑残る時期ですが、この暑さを乗り越えれば次に来るのは紅葉シーズンですよね!
彼女と気軽にデートで紅葉を見たり、ドライブやツーリングで紅葉を身に行ったりすると思います。そんな時、紅葉がきれいでアクセスが良くて、比較的登りやすい山って気になりますよね。
本記事では、そんなこれからの紅葉シーズンにぜひ行くべき山を厳選して紹介します。
東海地方で紅葉が見れるおすすめの山
東海地方で紅葉が楽しめるような低山は、実は結構存在します。
低山だからと侮ることなかれ、道中の景色や展望スポットからの景色は格別です。
東海地方でも各県にある、各低山によってその魅力が異なります。ここでは、紹介する低山の魅力を余すところなく紹介していきます。
以前紹介した静岡の低山ももちろんおすすめですよ!
鳳来寺山
鳳来寺山では、毎年「鳳来寺山 もみじまつり」が開催されるほどの、紅葉の名所です。
公共交通機関では、『豊鉄バス』や『新城市Sバス』などを利用していくことで、駐車場代を支払わずに済みます。駐車場は、1300台程度確保してあるようです。
登山をする際には、1L程度の水分を目安に気温に応じて用意しましょう。表参道から、東海自然歩道まで行くことができます。
鳳来寺山の登山には、約4時間程度を目安に行いましょう。
本宮山
本宮山は標高が800m程度の山になります。歩行距離にすると、約9.5km程度であり、時間的には本宮山も4時間程度を見込みましょう。
本宮山登山口から、砥鹿神社奥宮を通り登る登山道であり、道中では紅葉を楽しみながら登山をすることができます。
ここには本宮山スカイラインもあり、ツーリングがてら登山を楽しむこともできます。ワインディングが楽しくて景色もよい、スカイラインですよ。
飯盛山
飯盛山は、愛知県にある山の一つであり標高は約250m程度と、本当にお散歩気分でめぐることができる山の一つです。
道中には燃えるように赤く色づいた紅葉を堪能しながら、約2kmの登山を楽しむことができます。
近くには香嵐渓や飯盛城などの観光スポットもあり、紅葉を楽しみながら町の観光をすることもできるおすすめスポットです。
秋葉山
秋葉山は、下宮から登ると急勾配な登山道を1時間から2時間ほどかけて登ることになります。
登山道は比較的整備されており、所々にベンチや休憩スポットが用意されているので適宜休憩をはさんでマイペースに上りましょう。
秋葉山では、灯篭が多数設置されており夜間に訪れると、とても幻想的な雰囲気を味わうことができます。また、上宮まで車やバイクで行くことも可能で、ツーリングで行っても楽しいところですよ。
湖西連峰(神石山)
湖西連峰は、湖西市の観光スポットとして有名であり、ハイキングコースも整備されています。休日には、女性のハイカーさんに出会うことも多いスポットです。
梅田親水公園をスタート場所として、おちばの里親水公園まで観光しながらゆっくり歩くと、5時間程度で満喫できます。
公共交通機関を使用すれば、「親所原駅」から徒歩になります。しかし、湖西連峰ハイキングコース専用の駐車場があるので、車やバイクがあればそこを利用しましょう。
多度山
多度山は、三重県の桑名市にある低山になります。地域に密着している低山で、観光サイトにもそのハイキングコースが紹介されています。
ハイキングコースは長くても6.5km程度であり、気軽に挑戦して町を観光して帰ることができます。
紅葉シーズンでは、きれいに色づき地元の方だけではなく遠方からもハイカーが訪れるそうです。展望台からは、これまで歩いてきた山々と、桑名市、伊勢湾を望むことができます。
御在所岳
今回は低山を紹介しているのですが、1000mを超えて実は低山とは言えない御在所岳。ですが、ケーブルカーを利用して山頂付近まで行けるので許してください。
今回はケーブルカーを利用すること前提なので、登山情報はありません。山頂では、山上散策が行え、つつじの紅葉を満喫することができます。
ケーブルカー山上公園駅には、展望レストランも隣接しており、きれいに色づいた山々と眼下に広がる絶景を楽しみながらご飯を食べることができます。
竜ヶ岳
竜ヶ岳は、三重県と滋賀県の県境に位置する山です。山頂の標高は、1099mですが、実際に徒歩で登る高さは989mで済みます。
ルートの選択の仕方にもよりますが、最短でも3時間で最長は6時間を見込んでおきましょう。歩行距離は10km程度ですので、初心者の方でも水分2L程度と携帯食料を持参すれば十分対応できます。
登山道は急こう配なところも多くあり、休憩を挟みながら登りましょう。樹林帯を抜けると、眼下には紅葉した山々を望むことができます。最後には尾根に出るので、左右で植生が微妙に異なるので、それを感じながら登ると本当に楽しいですよ。
晴れていれば、遠くにある伊勢湾まで望むことができ、ちょっと大変ですがとてもお勧めできる一座になります。
養老山
養老山は、岐阜県にある山になるのですが、標高は約860mです。歩行距離としては、9km近く歩き、5時間越えが予想されます。
急激な登りがずっと続くわけではないですが、後半になるほど登りが少しキツくなるので少し辛いです。難易度は、高めだと思ってください。
しかし、真っ赤に染め上がる木々の葉はとても美しく、山頂からの眺めも素晴らしいです。特に養老山は、近くに養老の滝があり、そこにはモミジのトンネルと呼ばれる道があるほどです。周囲にも、景観を阻害する山が少ないため、広大な自然の紅葉姿を独り占めできますよ!
金華山
最後に紹介する金華山は、標高330mでありとても低く、ロープウェイまで設置されているとても観光向きな低山です。
近くには岐阜城があり、地域密着型の低山といっても過言ではないでしょう。登山ルートは様々ありますが、2時間もあれば往復できますよ。
登山者用に駐車場も完備しており、バスを利用すれば15分で到着します。岐阜駅から登山口まで徒歩1時間でたどり着くことができ、ちょうどいいウォーミングアップになります。
岐阜城を彩る紅葉スポットとして有名であり、「岐阜公園と山頂の岐阜城は、飛騨・美濃紅葉33選」にも選ばれているほどです。
東海地方で紅葉を見るのにおすすめのスポット
ここでは、登山スポットやハイキングスポットにこだわらず東海地方でおすすめの紅葉スポットをご紹介します。
東海地方には、美しい自然を満喫できるスポットが何か所もあります。そのうち、4か所のスポットを厳選して紹介します。
ぜひ、近くに立ち寄ったら行ってみてください。
白鳥庭園
愛知県名古屋市にある白鳥庭園の紅葉は、名古屋市最大級の日本庭園と紅葉のコラボを堪能することが来ます。
特に、夜間のライトアップではとても幻想的な景色を望むことができます。
水面に映された逆さ紅葉や、庭園の建物などは見ておいて損はないと思います。
長良川鉄道
美濃太田から北濃までを結んでいる長良川鉄道の沿線には、絶えず紅葉スポットがありあります。
車窓から見る紅葉も素晴らしいですが、長良川鉄道と紅葉を合わせて写真にとると、非常に写真映えが良いですよ。
一日フリー切符を購入して、気に入った町で降りてその街を観光してもいいと思います。観光しながら、紅葉名所を回ったり、土地のものを堪能して楽しみましょう。
水沢のもみじ谷の紅葉
水沢のもみじ谷の紅葉は、かの有名な百人一首の一句で読まれているほどの景観を堪能できます。とても歴史が深い、景勝地の一つです。
谷底を真っ赤に燃え上げるモミジと、周辺に山々の彩がマッチしてまるで別世界のような感じがします。
最寄りバス停から徒歩2分ほどであり、交通の便も良いです。地域にも密着しており、授業で訪れている学生さんと遭遇したことがあります。
梅ヶ島温泉
梅ヶ島温泉は、安倍川上流の山間の温泉地です。この周囲の温泉は、美肌効果が高いといわれており、特に梅ヶ島温泉は美肌効果が高いです。
梅ヶ島温泉は景勝地としても有名であり、近くには日本の滝100選にも選ばれた「安倍の大滝」や「三段の滝」があります。
しっかりと静岡観光をして、最後に景勝地として梅ヶ島温泉にゆっくり浸かって体を癒して、のんびりとしましょう。
紅葉を見るならこれを意識しろ
紅葉を見に行くときには、時間帯と人に注意しましょう。特に、人に注意を払うことは大事です。
景勝地や観光スポットは、人で溢れかえっている可能性があります。人が多いと、それだけ、事故を起こしたり、巻き込まれたりする危険が高まります。
また、紅葉を見るタイミングを考えることも重要です。夜のライトアップで見るほうが素晴らしいのか、それともお昼の太陽光で見るべきなのか。どちらのほうが、心に残る景色なのか、事前調査していきましょう。
最高のタイミングで、最高の景色を堪能できると、一生心の中に残り続けますよ。
紅葉登山での装備
紅葉登山を行う場合には、どんな装備だといいのでしょうか?勿論、油断なくしっかりと山にあった装備を選ぶ必要はありますよね。今回紹介するのは、登山装備の一例です。
- 吸水速乾インナー
- 長袖長ズボン(吸水速乾タイプ)
- ジャケット(寒かった時に羽織るもの)
- 雨具(雨対策)
- 一眼レフカメラ(スマホでもOK)
- 携帯食料(湿度が高く、バテル可能性が高い)
- 水(1.5Lを基本に、標高と気温で増やしていきましょう)
- バーナーとクッカー(絶景を見ながらラーメン食べるのは最高の贅沢)
- タオル・手ぬぐい
- 着替え
- ヘッドライト
- 地図(GPS対応の電子デバイスでも大丈夫)
本当にざっくりとした紹介になりますが、このような装備になると思います。10月中旬や11月上旬は気温の変化が読めないので、寒かった時の対策は考えておきましょう。
紅葉ツーリングで考えるべきこと
紅葉ツーリングで考えるべきは、交通量と交通渋滞です。交通量が多くて、交通渋滞が見込まれる個所に行くときは、早めに移動するなどの工夫をしなければ、地獄を見ます。
そのほか、ワインディングが楽しい道を探したり、スカイラインやビューロードもあると思うので、そうした道は積極的に利用しましょう。
紅葉ツーリングを充実したものにするには、入念に計画を練って行動することが求められるのです。
紅葉は登山とツーリングで満喫しよう
最後に、紅葉を満喫する際には時間と人には注意して、自分の最高の瞬間を体験しましょう。
今回紹介した東海地方の低山は、本当に気軽に紅葉を見に行くことができる場所なので、ぜひ訪れて見てください。そこでしかできない、特別な経験を味わうことができますよ。
紅葉シーズンは、ツーリングがてら景勝地を走り回っても楽しいですからね。自分独自のルートで、ツーリングを満喫してください。
それでは、良い登山、バイクライフを!
コメント