今回紹介するのは、静岡県でも日帰り登山できるおすす低山を5つ紹介します。
静岡って、富士山とかは有名だけど低山ってどんなものがあるの?その低山の魅力は?
実際に挑戦するにあたり、山の魅力や下山後の楽しみ方などを紹介します。
静岡県には魅力的な低山がいっぱい?
静岡県といえば、「マグロ」と「うなぎ」「わざび」がすぐに思い浮かびますよね。
一見食べ物だけの県に思えますが、実は南アルプスや富士山とあり登山スポットとしても優秀です。
しかし今回は、目立つ高山ではなく初心者にお勧めな地元の生活に密着している低山を紹介したいと思います。日帰り登山で、土地のものを満喫して楽しみましょう。
静岡にある低山の魅力は?
静岡県全域で考えると、非常に多くの低山があります。特に、伊豆半島や静岡市周辺には、富士山を一望できるような低山もあります。富士山から離れ、浜松市方面に足を延ばすと、広大な浜名湖を一望できますよ。
低山であれば、気軽に日帰りで挑戦できます。初心者でも場所によっては、とても良い景色を見ることができます。
日帰りで登山を楽しみ、景色を満喫した後地元のおいしい食材を食べてゆっくりできるのが、低山の魅力かもしれませんね。
静岡の低山を5つ紹介
ここでは、5つの低山をご紹介します。
静岡県全域にわたり、魅力的な低山を紹介します。初心者でも簡単登れ、他では味わえない眺望を望むことができます。
どの山も、静岡に来た際には一度登ってみるとよいと思います。
富幕山(564m)
富幕山は、静岡県と愛知県の県境にある低山になります。奥浜名湖自然歩道があり、自然歩道を利用して登ることができます。
近くには、竜ヶ岩洞や尉ヶ峰があります。竜ヶ岩洞は地元でも有名な、鍾乳洞であり東海地方でも最大級の鍾乳洞となります。また、尉ヶ峰は富幕山の南方に位置しており、尉ヶ峰から縦走する方も多くいらっしゃいます。
富幕山の山頂には展望台があり、浜名湖を一望できます。
僕も尉ヶ峰から縦走しましたが、なかなか楽しかってですよ。
粟ヶ岳(532m)
粟ヶ岳は静岡県掛川市にある山であり、山には大きく「茶」と書かれていることが特徴です。山頂までは、徒歩で登ることも自動車やバイクで登ることも可能です。
山頂には「かっぽしテラス」があり、テラスの二階からは駿河湾とその奥にある伊豆半島。そして眼前には、広大な茶畑を望むことができます。
一休みする場所も充実しており、山頂ではテラスでゆっくりすることもできます。往復で5km程度であり、3時間もあればゆっくりと回ることができます。
十国峠(771m)
十国峠では、360°に渡る大パノラマを堪能することができます。富士山はもちろん、相模湾や駿河湾を一望することができます。
山を登るには、自分の足で頑張って上る以外にもケーブルカーを利用して登ることも可能です。近くには伊豆スカイラインもあり、ツーリングがてら登山できますね。
ハイキングコースは二種類ありますが、長くても6kmであり2時間程度でめぐることができます。
達磨山(982m)
西伊豆スカイラインを利用すれば、簡単に登ることが可能な、沼津市と伊豆市の境界にある標高982mの山です。伊豆稜線を歩くことや、西伊豆スカイラインを満喫するついでに登ることもできます。
伊豆稜線歩道の中心となる山であり、レストハウスから登れば達磨山の魅力を十二分に満喫することも可能です。
ハイキングコースからは、晴れていれば富士山を望むことも可能です。注意点としては、風が強いため気温以上に寒く感じてしまうことと、冬場は路面凍結の危険性があります。
日本平
山頂にはバイクや車で直行でき、静岡県民のバイカーは割と日本平にツーリングで行きがちですよね。
しかし、この日本平にはハイキングコースが設定されており、整備された道を歩いて気軽にハイキングを楽しむことができます。
ハイキングコースの中には竹林を堪能したり、お寺によったりと、地元を観光しながら日本平に向かうことができます。日本平の山頂には、展望台や「夢テラス」などが設営されており、富士山を眺めながらゆっくりと休憩できます。
低山を登るときの注意点
低山登山では、道の間違いや熱中症に注意しましょう。
地元の人の遊び場となったり、作業場となったりしていることがあります。また、場所によっては、獣道があることも。こまめに地図を確認するなどの工夫を行い、迷子にならないようにしましょう。
低山では、湿度が高く汗をかきやすい環境にあります。油断をして、脱水症状や熱中症には注意しましょう。
詳しくは次のブログで解説しています。
熱中症と脱水症対策
熱中症や脱水症への対策は、こまめな水分補給と熱を逃がす工夫が必要です。
水分補給には、塩分や糖分、ミネラルが含まれている製品を使いましょう。水だけを摂取しても、そのまま排泄されてしまう可能性があります。
熱中症や脱水症を避けるために、効率よく水分と養分を摂取することが求められます。
装備はレンタルでOK
しっかりした装備がなくても、レンタルすることも可能です。
低山を中心に楽しむのであれば、登山家が持っているような装備はオーバースペックだし、手が出ない。そんな人でも、レンタルすれば気軽に楽しめますよ。
道具はレンタルして、いろんな道具を試しながら気に入ったものをそろえていきましょう。
静岡県のご当地グルメ
静岡で登山をした後には、その土地のグルメを堪能することもいいでしょう。
夜は豪華にその土地の料理を楽しみつつ、その日の登山を振り返りましょう。お菓子などは、場合によっては登山のお供にも最適です。
富士宮焼きそば
B級グルメで有名な富士宮焼きそば。静岡県の富士宮市の郷土地グルメです。
独自の蒸し麺を活用して作られる焼きそばは、塩とソースがありどちらも絶品です。特に、疲れた体には、その強いコシのある麺と油かすや魚の削り粉を入れた味付けが染み渡ります。
富士宮市近辺では割と食べることができるので、帰り道に食べたり下山後のおやつに食べることも可能ですよ。
浜松餃子
浜松市は、実は宇都宮市と同等なほど餃子を食べています。静岡県のB級グルメの一つとしても、有名ですね。
浜松餃子の特徴は、野菜が多くあっさりとした味わいであることです。また、花弁のように円形に盛られた餃子の中心には、もやしが添えられています。
ヘルシーな餃子であり、エネルギーを大量に消費した後に食べる餃子はまた格別においしいですよ。
みかん
静岡県では、実はミカンが結構取れます。浜松市側では、三ケ日ミカンが有名ですね。静岡の温州ミカンは、全国で食べられています。
早生ミカンは酸味がなく小さく、ふさ部分のかわが薄くて食べやすいのが特徴です。一方で、青島みかんは糖度が高く適度な酸味があり、濃い味のコクが特徴です。収穫時期で、全然違う味がするので面白いですよね。
冬場の低山ハイキングでは、お供として利用することもあります。春先には、冷凍ミカンとして食べるのもアリですよね。
三島コロッケ
三島市のコロッケは、「三島コロッケ」として有名です。
箱根でとれる三島馬鈴薯を利用した、しっとりとした甘みのあるコロッケです。揚げたてでは、衣はサクサクで、ソースとの相性も抜群の一品です。
登山後には、コロッケを片手に町を散策してみるのもいいでしょう。バスや電車を待つ間に、おやつとして摘まむのもありですね。
登山後の楽しみ
登山後の楽しみはたくさんあります。登って終わり、景色を見て終わりではありません。
登山をした後に、「次はこうしよう」「あそこで景色を見て休もう」「来週は、どこの山で反省を生かそう」など、一人反省会も実は結構楽しいです。
低山であれば、結構気軽に登れますからね。体調管理と、準備は必要不可欠ですが、土日で2つの山を登ることも難しくはありません。
温泉でゆっくりと
登山後に温泉でゆっくりと疲れをとることも重要です。登山後に泥や汗まみれの体で、バスや電車に乗るのは忍びないですからね。
それに、疲れた体を温泉で癒す時間は至福のひと時ですね。静岡県には、様々な温泉がありますしスパ施設も充実している場所もあります。
近場でホテルをとって、ゆっくりと休むことも大事ですよ。
豪華な晩餐
疲れた体に適切にエネルギーを供給する必要があります。しっかりとした食事は、疲れ切った体に活力を与えてくれます。
先ほど紹介したB級グルメだけではなく、宿でゆっくりと休みながらディナーを楽しむのもよいでしょう。
素泊まりの宿を取り、夜は町で地元料理屋でゆっくりと楽しむことも乙なものでしたよ。
静岡県の低山を満喫しよう
低山の楽しみ方は様々です。地元に密着している分、アクセスもしやすく交通の便が良いことも多いです。
静岡の低山では、富士山や浜名湖、駿河湾などの絶景を簡単に堪能することができます。
下調べを行い、朝昼は登山。夕方以降は、その土地の物をおいしく頂き、街の観光をするというのも、一つの楽しみ方です。
しっかりと準備を行い、楽しく充実した低山登山を満喫しましょう!
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