バイクでツーリングに出かけるのは楽しいけど、目的地に行って終了は味気ないと思う。
ツーリングは楽しいけど、アウトドアも楽しみたいし登山だって経験したい!
最近話題のクロスオーバーツーリングって何?私もできるの?
今回は、アウトドアとバイクに精通している僕が、クロスオーバーツーリングについて解説します。その魅力についてがっつり触れていくので、最後まで見ていってくださいね。
クロスオーバーツーリングとは?
そもそもクロスオーバーツーリングって何なんでしょうか?いや、ツーリングなのは理解できるけど、クロスオーバーってなんだよ!?ってなりますよね。
二次創作ものの小説や漫画に詳しい方なら、結構なじみ深い言葉ですけどね。
クロスオーバーとは、「境界を越えて交じり合う」ということです。
つまりクロスオーバーツーリングは、バイクのツーリングと別の要素を組み合わせたツーリングスタイルのことを指します。そして、その中の一つにアウトドアとツーリングを合わせたクロスオーバーツーリングを紹介します。
クロスオーバーツーリングの形
クロスオーバーツーリングには、様々なスタイルがあります。今回は、アウトドアに絞って紹介しますが、アウトドアに絞っただけでも次のようなものがあります。
- ツーリング+キャンプ
- ツーリング+登山
- ツーリング+トレイルランニング
- ツーリング+釣り
- ツーリング+ダイビング
つまり、ツーリングと別の要素を掛け合わせしていればいいんですよね。以前紹介した、バイクキャンプツーリング(通称:キャンツー)もこのクロスオーバーツーリングの一種だったんです。
クロスオーバーツーリングとツーリングの違い
クロスオーバーツーリングの魅力は、マンネリ化してきた自分のツーリングスタイルに新しい風を吹かせてくれるというところです。
旅のスタイルだって、安宿からキャンプに変更するだけで一変しますよね。それと同じで、バイクツーリングに、例えば登山を導入するだけで行動予定が全く変わってきます。
例えば従来であれば、8:00に家を出て、12:00目的到着。昼食と、軽く休憩をはさみ、16:00ごろには帰宅するというスタイルであるとします。ここに登山要素が加わると、次のように変化します。
8:00 家を出発する
10:00 登山口到着
12:00 山頂到着。昼食と休憩
14:00 下山完了。小休憩
16:00 帰宅
同じように、8:00から16:00というツーリングスタイルで、日帰り登山を導入するだけでこんなにも日程が変更されます。
少し違うアクティビティを入れるだけで、こんなに変わるんです。
クロスオーバーツーリングの魅力
クロスオーバーツーリングの魅力は、気軽に別のアクティビティを楽しめることです!今回はアウトドア特化ですが、自販機ラーメン巡りとか楽しいですよ!(ラーツーかな ( ´∀` ))
僕は登山を行うので、登山を例に挙げますがバイクと登山の愛称は最高です。ツーリングの行き先として、景勝地を選ぶことも少なくないと思います。
ツーリングでみられる景色も、とても素晴らしいです。しかし、そこから少し歩くだけで、山のテッペンから見る景色はさらに広大で、素晴らしい景色を堪能できるのです。登って初めて、その魅力に気が付くことができます。
キャンプの場合も、ツーリングの幅が広がります。これまでは日帰りだったかもしれませんが、テントと寝袋さえあれば、最悪野宿も可能です。優良キャンプ場を予め予約しておけば、時間いっぱいツーリングを堪能し、その後は温泉に入りキャンプを堪能することも可能ですよ!
ツーリングをただのツーリングで終わらせない!
クロスオーバーツーリングは、いつものツーリングをそのままで終わらせません!そこから更に一歩踏み込んで、または少し寄り道をしていきます。
その踏み出した一歩は、これまでのツーリングとは全く違った魅力を僕たちに提供してくれるのです。僕も初めは、日帰りツーリングだけでしたが今では、テントと寝袋が常備されていますからね。
得にお勧めなのは、ツーリングと登山の合わせ技。さっきも紹介しましたが、往復二時間歩くだけで、ツーリングで見ている景色よりも更に素晴らしい景色を堪能できるのですよ。
バイクで現地まで移動して、景色を見るのは登山で自分の足で移動して堪能するという方法もあります。また、景勝地では展望台までバイクで移動し、そこから山頂まで歩くという方法もあります。
以前紹介した、達磨山では、西伊豆スカイラインから稜線歩きを堪能できます。また、達磨山山頂までは、徒歩20分程度だったと思うので、とても気軽に挑戦できますよ。
低山の中には、山頂付近までバイクで移動できる場合もあるので、ぜひぜひ気軽に登山に挑戦してみてください。
アウトドアとバイクの相性
ここまで絶賛してきたクロスオーバーツーリングですが一つになることがありますよね。そう、バイクとアウトドアって相性いいのか?ということです。
正直、やはり車と比較すると相性は悪いかもしれません。移動で疲れるし、荷物は少量だし、何より移動に危険が伴います。
一方で、車では入っていけない道や、入り辛い道にも挑戦できます。また、燃費もいいですし、細い道でも悠々と走ることができます。むしろ、山道のラインディングは楽しいですからね。
バイクとアウトドアは一見相性が悪く見えますが、使用する道具などを工夫することで十分楽しむことができます。個人的には、相性がいいと思っていますよ。
おすすめはバイクと登山の合わせ技!
僕がお勧めしているのは、バイクと登山です。なんたって、多少の落石は気にせず道を走れますし、登山口の駐車場にも停めやすいですからね。
バイクで登山を行う際には、ライディングジャケットが少しネックです。できるだけ軽量化を狙いたい登山で、あの重たいジャケットを持って歩く必要があるので。
なので、初めはすごく簡単な登山から始めましょう。往復1時間程度であれば、片道30分なのでライディングジャケットの重量はそこまで気になりません。僕も、3時間程度の往復であれば、ライディングジャケットを着たまま登ることがありますしね。
それ以上の登山に挑戦する場合には、ライディングジャケットを軽量化したり収納性を考えたりする必要があります。本格的な登山を楽しむのであれば、防御性能についても考える必要がありますね。
しかし、ツーリングと登山を本気で楽しむ。という名目であれば、景勝地に行きそこで登山をする形になると思います。はじめの内は、ライディングジャケットはそこまでネックにならない程度に楽しんでみるといいと思います。
本気で登山×ツーリングをするなら?
本気で登山とバイクの両方を取りたい場合、荷物を投げておくことができるスペースが必要です。ヘルメット、グローブ、ジャケットなど、持ち運ぶ意味がないですからね。
その場合、最寄りのキャンプ場に宿泊したり、コテージやコインロッカーを活用しましょう。ヘルメットやジャケットなど、ただ重たいだけの物は登山には邪魔ですからね。一方で、ツーリングを楽しむためには、必要不可欠です。
クロスオーバーツーリングで、自分の大好きなスタイルを発見し、それを突き詰めていくと様々な工夫が必要です。バイクである以上、安全性には常に注意して、自分に合ったスタイルを模索していきましょう。
登山用品って高くね?
登山用品高くて、おすすめされてもなぁって思った方!実は、登山用品にはレンタルシステムがあるということをご存じですか?
登山ツーリングにはまり出すと、チョコチョコ登山道具に手を出し始めます。はじめは、レンタル道具で必要か不要かを判断しましょう。レンタルした道具で、自分との相性をはかることもできるので、無駄な買い物をしなくて済みますよ。
レンタルの良いところは、メンテナンスをしなくてよいことと、出費が少なくて済むことです。登山用日品は、どれも高額です。なので、はじめのうちはレンタル品を活用してみることをお勧めします。
キャンプってどんな感じ?
クロスオーバーツーリングでキャンプをする場合、車でのキャンプほど物は運べません。しかし、キャンプツーリングは、道具を洗練することで満喫することも可能です。
キャンプ用のシートバッグや、ツーリング用テントもあります。寝袋も、近年では化繊の物が安価に購入できるようになり、キャンプツーリングをする人は結構います。
僕も頻繁にキャンプツーリングを開催しますが、新しい人に出会うことが多いです。下道バイク旅をした時には、必ずキャンプ道具を持っていきますよ!
注意事項として、同じキャンプツーリング仲間を見つけたら、少しテンションが上がりますよね。しかし、人によっては声をかけることを嫌う方もいるので、そこは雰囲気で判断しましょう。
ちなみに、僕は生粋の陰キャなので自分から声をかけるということは、ほとんどないですね。恥ずかしい話ですが。
クロスオーバーツーリングでワンランク上の体験を
せっかく良い景色を見て、バイクで遠出するのであればそれで終了するのは勿体ないです!
そこから、さらに一歩踏み出すだけでそこには別世界が広がっている可能性があるのです。クロスオーバーツーリングでは、その可能性を発見し、自分の楽しみを増やすことができます。
気軽に新しいことに挑戦できるし、何より愛馬との思い出をより色濃く、特別なものにしてくれますよ。自分の可能性にふたをせず、いろんなことを楽しんでいきましょう!
クロスオーバーツーリングであなたの人生が、大きく色づくかもしれませんよ!
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