京都一周トレイルで歩いた感想などは、すでに記事にまとめました。
しかし、次に気になることは「いや、装備の詳細ってどんな感じなの?」ということですよね。
というわけで、今回は自分が持参した装備の詳細を説明します。
京都一周トレイルとは?
京都一周トレイルとは、京都市がメインとなって作成した、京都市を一周できるトレイルのことです。
京都一周トレイルは、全部で5コースに分けられています。地元の観光地を巡りながら、登山を堪能できるコースになっています。
普通に京都を観光するのも楽しいですが、京都の自然を堪能しながら観光できるので、京都一周トレイルはおすすめです。
京都一周トレイルの魅力は?
京都一周トレイルの魅力は、京都観光をしながらその自然を最大限堪能できるということです。
東山コースでは、観光地を巡りながら京都市を一望できる眺望スポットも多数あります。北山コースは、京都の山奥に入り、パノラマを堪能しながら、歩くことができます。
何より、京都一周トレイルは初心者でも手軽に楽しむことができるコースづくりであることが素晴らしかったです。また、自分の元気や体力に合わせてゆっくり堪能できることも魅力ですね。
京都一周トレイルどれくらい疲れる?
京都一周トレイルは、どれくらい疲れるの?とか気になりますよね。
今回の縦走では、80kmも歩くということがあり、体力的には結構疲れます。東山コースも、例えば大文字山に登頂してから、一度街中まで下りて比叡山まで登ることになります。低山といえども、なんども上り下りを行うため獲得標高は結構高くなります。
京都一周トレイルでは、8000kcal程度のカロリーを消費するという結果になりました。一日に男性が摂取するべきカロリーは2200kcal程度なので、約4日分のエネルギーを消費しています。
京都一周トレイルの装備品
僕が実際に京都一周トレイルで使用した装備や、ほかの方が利用していてお勧めしたいなと思った装備を紹介します。
今回の装備は、少し重量面では不利な装備になっていますが個人的には、無理のない装備かなと思っています。
快適性と軽量性、コンパクト性は、基本的に相反する場所があるので購入したり、使用したりする際には工夫が必要です。
テント
今回使用したテントは、中華性のもので「モビガーデン」というメーカーのテントを使用しました。
一人用では窮屈かなと思い、二人用テントを購入しました。重量にすると、約1.6kgほどあるので、少し重たいかなといった感じですね。使用感は、十分なスペースもあるし組み立てにはそんなに時間もかからないのでお勧めできるテントです。
僕は中華性ですが、安心安全のmont-bellのテントでは、ムーンライトテントやステラリッジテントがおすすめです。僕は基本的に、ダブルウォールテントがいいかなと思っているので。
寝袋
今回行った時期は、ゴールデンウィークであり気温はそこまで下がらないという予想の元、夏用寝袋を装備して行きました。
夏用寝袋は、正直何処のものを使用してもそこまで変わりないのではないかと思います。今回使用した寝袋の対応温度は、10℃だったので、まぁ十分でしたね。
寝袋は、Amazonや楽天で夏用寝袋と検索して、評価を見て決める感じでいいと思います。寸法や重量で困れば、次に紹介するGGNやnaturehikeで十分ですよ。
水分
今回は、水分の運搬にペットボトルを利用しました。途中で補給したり購入する予定がなかったので、5Lほど持っていきましたね。
ウォーターキャリーがあれば、ペットボトルと違って使用後小さくまとめることができるので、非常に便利です。ペットボトルは、捨てる場所がなければただの邪魔ですからね。
ウォーターキャリーは、500mlとか1L程度のものを複数所持するスタイルがお勧めです。大きいので一気にと思いますが、小分けのほうが利便性が高いですよ。
クッカー
今回使用したクッカーは、スノーピークのアルミパーソナルクッカーの小さいほうだけを持っていきました。
チタン製が最高だというのが通説ですが、熱伝導率などを考えればアルミ製で十分だなと思いました。アルミパーソナルクッカーは、サイズ的には少し大きいなと思いますが、万能に使えます。
一人で登山して、お湯を沸かすだけの簡単調理しかしないとか、割り切った使い方ならジェットボイルが最高です。最近は、レトルトもとてもおいしいので、正直十分ですね。
ガスバーナー
ガスバーナーは、コスパに優れたイワタニジュニアコンパクトバーナーを使用しています。CB缶で、ランニングコストも安く済みます。
火器類は、できるだけ日本製で済ませたいと思っており安心安全の日本製で実績もあるイワタニを採用。正直、購入して後悔することは今のところないです。
ガスバーナーは、軽量コンパクトで火力などを考えるとOD缶がいいですね。好みや考え方で違うので、自分のスタイルに合わせて買いましょう。
行動食料
行動食料としては、安定のポテトチップスや柿ピーを採用しました。また、前日にシュガー&バターのサンドイッチを作成して持っていきました。
登山ではカロリーの消費量が馬鹿にできないので、ここはカロリー重視で選んでいきましょう。僕は、カロリーと糖分を優先しました。
行動食には、ピーナッツや羊羹、どら焼きなどもおすすめです。自分の好きな食べ物や、菓子パンなどもカロリーが高くていいと思います。
ごはん
朝食と昼食、おやつには、おにぎりを選択しました。考え方はいろいろあるみたいですが、僕はお米が好きなので、お米を選択しました。
おにぎりでしっかりと炭水化物を体に摂取して、おにぎりの具材やふりかけは工夫しましょう。しぐれ煮を封入したり、カルビおにぎりや、塩おにぎりにしたりしましょう。
作るのが面倒な場合には、コンビニという選択肢があります。コンビニのおにぎりを上手に活用すれば、栄養価高くて効率的に栄養を摂取できますよ。尾西のご飯は手軽でおすすめですね。
今後購入を検討しているもの
これまで紹介してきたもの以外で、こんなものがあったらいいなと思ったものをご紹介します。
自分でも本当に欲しいなと感じたり、あると便利なんだろうなと思ったものを、思うがままに紹介していきます。
ものによっては、「なんで持ってないんだ?」と思うものもあると思われますが、参考までに、購入を検討してみてください。
手ぬぐい
登山をしている人が良くお勧めする手ぬぐいですが、やっぱりほしいなと思います。
僕は家で使っている普通のタオルを使用しているのですが、使用後乾かないんですよね。簡単に洗うことができて、その後すぐに乾燥する商品が欲しいです。
手拭いがあると、非常に便利だし手ぬぐいはタオル以外にも使用用途がありますからね。二つくらいは常備していても、問題はないと思います。
浄水器
携帯浄水器って、やりすぎじゃないか?と思いますが、給水スポットを覚えていなければ、携帯浄水器で浄水して補給する形になります。
ある程度きれいであれば、煮沸して飲むこともできますが残念ながら登山中に煮沸している時間はありません。バッグを下して、荷物を広げる手間がありますからね。
こんな時、キャリーバックやペットボトルに水をサッと入れて簡単に浄水して飲めるなら、水に困らなくていいなと思いました。
小銭入れ
小銭入れは、本当に大事です。登山用のお財布とも言えますが、免許証とクレジットカード、小銭と少しのお札が入る程度の小さなお財布が欲しいですね。
普通のお財布を使用すると、サイズがでかくて重たいので苦労します。特に、サイズが問題で硬くて、収納性がよくないですからね。
それに登山では、小銭が必要なシーンが多発します。入山料を払ったり、自動販売機でジュースを購入したり、コンビニでアイスを購入したり。いろんな形で、小銭が必要になるので、小銭入れがあると、本当に助かりますよ!
これがあって助かった!
持って行ってよかったなと思ったのは、「シュガー&バターサンドイッチ」でしたね。
実験的に導入した行動食でしたが、作成は簡単だし持ち運びに苦労することはありません。何より、安価に高カロリーを摂取できますからね。
個人的に味も好きだったし、また導入したいと思います。
やっぱり登山靴は重要です
余談は置いておいて、やはり登山靴をしっかりしたものを購入した選択は間違っていなかったと思いました。
登山靴をミドルカットのくるぶしまで守ってくれるタイプにしています。このタイプであれば、足をくじいたり、ひねったりする心配がグッと下がります。
何度か足元を掬われる場面があり、ヒヤッとしましたがこの靴のおかげで怪我をせずに済みました。また、足元がしっかりと守られている感じもするため、安心して歩くkとができますよ。
自分が使用しているのは、キャラバンという登山靴です。
靴下はいいものを選ぼう
靴下も、分厚いものを選んで購入しましょう。
靴擦れ防止にもなるし、足ムレも防ぐことができます。足ムレを防ぐには、素材を工夫しなければいけませんが、メリノウールの登山用靴下は優秀でした。
靴下があると、シューズとのフィット感が向上するし、履き心地も全然違います。靴下をこれまで、適当に選んできましたが今回、分厚い靴下を導入して正解でした。
ワークマンでも揃えられるよ
ワークマンでも、結構登山に向いた道具を購入することができます。
吸水速乾性が高いインナーや、シャツ、パンツを手軽に購入することができます。安価に、デザイン性の高いものが購入できるのでお勧めです。
工場で働く人に向けて作っていることもあり、耐久性も製品としての性能も非常に高いです。低山や、冬季の本格的な登山でなければ、ワークマンを上手に活用することで、いろんなものを手軽に取りそろえることができます。
小銭入れも、ワークマンで安価に良いものがありますよ。耐久性もあるので、おすすめです。
持ってないならレンタルでも
装備をもってないけど、京都一周トレイルに挑戦したいと思ったら、道具はレンタルで挑戦してもいいですよ。
登山靴やカッパなど、今回だけのために購入するには高い出費になる道具もありますからね。
道具はレンタルして、登山を楽しむことも全然アリだと思います。気軽に登山を始めることもできるので、ぜひレンタル登山を楽しんでみましょう。
装備を整えて快適な京都一周トレイル登山を
京都一周トレイルは、本当に素晴らしいいものだと思っています。
気軽に挑戦できるし、京都観光をしながら大パノラマと京都の自然を満喫できる最高のルートが設定されています。
初心者でも気軽に挑戦できるので、装備を整えてぜひ挑戦してみてくださいね。ここでしか体験できない、素晴らしい体験ができますよ。
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